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アルコール・薬物依存症/その他のアディクション

アルコール依存症とは

飲酒する人であれば、どんな人でも発症してしまう病気です。わが国では、109万人がアルコール依存症であり、予備軍を合わせると294万人にものぼる、決して珍しくない病気です。

身体的症状・精神的症状

高血圧・肝障害や糖尿病などの身体疾患の原因になるほか、進行すれば手の震えや幻覚などが出現し、さらにうつ病や自殺願望などに進む場合があります。

不眠、不安、精神的ストレスから回避するために飲酒していた場合、必ず飲酒によって症状は悪化していき、自分だけでは止められなくなってしまいます。

さらに問題なのは、本人だけではなく、家族の心が病んでいくことです。

社会的症状:特に子どもへ大きな影響を与えます

例えば、酒をやめられない夫を「いなくなればいいのに」と考えて精神的に別居している妻。そんな父を見て、学校ではいつもうわの空で、不登校になっていく子ども。「お父さんがだらしないから!」「意志が弱いから!」と酒量ばかり気にしていても、道徳的に批判しても効果はありません。

アルコール依存症という<病気>を正しく認識して、早期に治療することが大切です。

回復のプロセス

「アルコール専門医に相談しましょう!」

依存症が進行していて、アルコールの離脱症状(禁断症状)が重い場合は、危険を伴うことがありますから、入院治療が必要になります。

「断酒会に入会し参加しましょう!」

アルコール依存症の正しい知識を得ることが後の治療と回復にとって大事です。

「断酒を決意しても、ひとりで継続することは不可能です!」

断酒を継続することで、自分自身が(家族も含めて)アルコール依存症であることを認め、断酒を決意し、あるがままの自分自身を肯定し、本来の自分の姿を取り戻します。

断酒会で同じ苦しみを経験した仲間の話に耳を傾け、自分の体験も話していきます。

アルコール依存症になった背景を見つめる

断酒会で仲間の話を聞き、自分の酒害体験を掘り起こしていくうちに、自分自身への洞察力が生まれ、依存症になった背景が見えてきます。自分自身の改革の始まりです。

家族の協力

  • 本人と歩調を合わせた、家族の回復と協力が必要です。
  • 家族会や断酒会に参加しましょう。
  • まず、病気の本質を正しく理解しましょう。本人の失敗の後始末をしてはいけません。
  • 本人と同じく、偏見に基づく否認を解除しましょう。世間体に捕らわれてはいけません。

新しい人生を創る

「アルコール依存症からの回復には断酒しかありません!」

そのためには、同じような体験を共有し、そこから立ち直り新しい生き方を求めている仲間が集まる断酒会に加わることが重要です。

アルコール依存症治療プログラム(ARP)

 

土・日

午前   市川院長診察       県外の断酒会
・研修会参加

※市川院長・看護師・PSWとともに参加
午後 月曜院内例会
(毎週)
内科医診察 作業療法 木曜院内例会
(毎週)
家族会
(ご家族対象)
ビデオ学習
読書学習
夜間 地域例会
(第4週)
  地域例会
「三光例会」

(第2週)
「初心例会」
(第4週)
  地域例会
(第1・2・3週)

当院における例会の特徴

  1. 月曜院内例会は、酒害者の方を中心とした断酒会です。【開催時間 13:15~15:15】
  2. 木曜院内例会は、ご家族の方を中心とした断酒会です。【開催時間 12:30~14:30】
  3. 家族会を、第一木曜の木曜例会終了後に開催しています。
  4. 夜間の地域例会開催時間は、18:00~20:00です。

断酒例会場

断酒例会場


薬物依存症

薬物依存症の対象薬物は多岐に渡ります。薬物の種類によって、離脱症状(禁断症状)の重さが異なるため、計画的な断薬をお勧めします。薬物依存症については、月曜・木曜の午前外来(依存症外来)にお越しください。

市販薬(睡眠薬、鎮咳薬、鎮痛薬、緩下剤、カフェイン、その他)

処方薬(ベンゾジアゼピン系などの睡眠薬、抗うつ薬、鎮痛薬、緩下剤、その他)

違法薬物 など

・多くの薬物依存症に、アルコールの併用は禁物です。飲酒習慣がある場合は、同時に断酒指導を行う場合があります。

その他のアディクション

・ギャンブル等依存症、ネット依存・ゲーム障害などを対象としております。

10代までのネット依存・ゲーム障害については、こども外来(児童思春期外来)にご相談ください。お子さまの受診が難しい場合、まずは保護者だけのご相談もお受けしております。


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