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香川県依存症治療拠点機関

アルコール健康障害 薬物依存症 ギャンブル等依存症

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看護課
私たちの目指す看護 あふれる笑顔と思いやり 安全・安心・信頼・権利擁護・地域貢献・自己研鑽
これらをモットーに、
精神科看護の質の向上に最善を尽くします。

  • 看護部長メッセージ

    三光病院看護部は、医療サービスを必要とする患者様とご家族に対し「こころの医療」という大切な役割を担っています。急速に変化する現代社会において、新しい要請に応えられるように、多角的な視点を養い、最適な行動を日々模索していくことを理念として掲げています。
    近年の依存症問題は、アルコールを含めた精神作用物質だけでなく、ギャンブルやネットゲーム依存など嗜癖行動の依存が社会的に問題となっています。職員一同は、アルコール健康障害・薬物依存症・ギャンブルやゲーム依存症等の「香川県依存症治療拠点機関」を担うものとして責任と使命感をもって取り組んでいます。皆様の回復への希望となるよう、日々スキルアップを目指し努力して参りたいと思います。
    看護提供方式はチームナーシングを採用しています。看護師が立てたケア計画をチームで実践し、統一されたケアの継続を目指します。ケアの質が向上できるように日々カンファレンスや意見交換を行い、チーム全体でフォローし合い個々の成長が期待できます。
    また、子育て中心の方も安心して働けるように、提携保育所の確保はもちろんのこと、院内保育の設置に向けて現在取り組んでいます。仕事と生活のバランスを保ち、働きやすい環境の提供と支援を致します。当院へご興味をお持ち下さる方がいらっしゃいましたら、随時ご相談を受け付けておりますので、見学やオープンホスピタルの機会に当院へお越し下さい。職員一同お待ちしております。

  • 東1・東2・断酒治療棟

    精神科救急急性期医療入院料病棟
    精神科救急急性期医療入院料病棟は100床(東1治療棟30床、東2治療棟40床、断酒治療棟30床)を有する治療棟です。
    【東1・東2治療棟】
    精神症状が急性期で集中的な治療が必要な患者様が入院される病棟です。急性症状の鎮静を最優先に心身の安定に努めます。
    患者様の症状や状態を理解・把握し、症状に合わせた様々な治療である薬物療法・精神療法・心理教育・作業療法を用いて、疾患ごとの治療支援プログラムに沿って3カ月以内の退院を目指します。
    【断酒治療棟】
    急性期を経過した方で、より専門性を高めながら3ヵ月以内の退院を目標とし、社会復帰を目指します。
    当院でのアルコール治療の歴史は30年以上前に遡り、県内外から多くのアルコール依存症患者様を受け入れて参りました。
    その中心として酒害に巻き込まれ苦しんできた方々が運営する「断酒会」という自助グループがあり、依存症患者本人やご家族が誰にも相談できず独りで悩み苦しんでいる過去、現在の出来事や体験を“顔と顔”を合わせ言葉で表現することで少しずつ心が回復していきます。
    近年では新型コロナウイルスの流行で当院からインターネットを活用した「Zoom出前例会」を発信し徐々に多くの医療機関に浸透してきました。今ではオンライン上で全国各地の酒害者やそのご家族がミーティングとして集まる欠かすことのできない居場所となっています。

  • 東3治療棟

    【精神療養病棟】
    認知症治療病棟で病床数52床です。認知症と診断され、不安、興奮などの精神症状や徘徊、昼夜逆転などの行動障害がみられる方、また、自宅や施設などで日常生活に支障のある方が入院される病棟です。 入院中は週5日、1日4時間(午前2時間、午後2時間)の日常生活機能回復訓練と作業療法を行います。自身でできることを少しでも増やし、住み慣れた地域社会での生活を送ることができるように援助します。 東館の最上階にあり、瀬戸内の海や山が一望でき、落ち着いた雰囲気で居心地のよい空間になっています。そのような環境の中、患者様のペースに合わせて看護・介護者とともに生活のリズムを整えていけるよう心がけています。

  • 中1治療棟

    【精神療養病棟】
    精神科療養病棟で病床数60床です。主として長期的な治療・療養が必要な方が入院され、ADL全般の援助やケアを行っています。 患者様の個別性を尊重し、訴えに耳を傾け、安心で安全な入院治療を行うと同時に家庭や社会との関係性を大切に支援・調整させていただきます。
    広いホールと天井の高い廊下があり、ゆったりとした空間の中で入院生活を送っていただき、笑顔・元気・思いやりをモットーに、患者様お一人おひとりに寄り添った看護を提供させていただきます。

  •              
  • 中2治療棟

    【精神科療養病棟】
    精神科療養病棟で病床数60床です。急性期を過ぎ、安定した状態にある患者様が生活リズムを作る場所としてご利用いただいています。 必要以上に入院が長期化しないように患者様のニーズに対応しながら退院支援に力を入れ、地域社会に戻って生活するうえでの積極的な支援・調整を行っています。
    また、一日でも早い社会復帰ができるように看護師・作業療法士のサポートによる創作活動やレクリエーションなどを通じて意欲の向上、気分転換、対人関係の改善に取り組んでいます。

  • 南治療棟

    【精神療養病棟】
    精神科療養病棟で病床数48床です。
    地域社会へ復帰していただくことを目標に取り組んでいる病棟です。経験豊富な看護スタッフのケアや多職種との連携を行い、患者様のニーズに応え、社会資源を活用しつつ在宅や施設などへの支援を進めています。また、社会復帰を目指し、レクリエーションも季節に応じて様々な行事を取り入れ、患者様の気分転換になるようスタッフ一同、取り組んでいます。